土砂(どしゃ)災害とは
地震(じしん)や火山の噴火(ふんか)、大雨、竜巻(たつまき)など、自然の力や気象(きしょう)が原因で引き起こされる災害のことを「自然災害」といいます。自然災害の中でも、山やがけの土砂(土や砂、石などのこと)がくずれたり、くずれた土砂が雨水や川の水とまじって流れてきたりすることによって、家や道路や田畑が土砂でうまったり、人命がうばわれたりする災害を土砂災害とよんでいます。
土砂災害は、発生のしくみや土砂の動き方から、大きく「土石流(どせきりゅう)」「地すべり」「がけくずれ」の3つに分類することができます。土砂災害の多くは、大雨や雪どけ、火山の活動や地震などがきっかけで起こります。