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土砂災害防災のフィールド
ネットワークで繋がろう、広げよう

~言葉はわかりやすく、つくる輪は親しみやすく~

一般の方々に、土砂災害とその対策について理解していただくこと、またその理解を通じて防災意識を醸成・維持していただくことは、簡単なことではありません。私たちが砂防の広報に携わって30年以上、これまでに培った経験と知識を多面的に活かし、様々な活動の支援や資機材の提供を行います。

砂防フィールド
コミュニティ

スタッフの取材記録などを交えつつ、土砂災害を克服してきた各地の活動紹介や情報提供を行っております。
この場を通じて新しい発見や様々な交流が生まれることができれば幸いです。

「スタッフ 」

ヤエヤマコシの雪囲い

山古志は今頃2mを超える雪に埋もれているかと、、、住民の方たちのご苦労を思います。
この大雪前の晴天となった12月3日、長岡市山古志支所の敷地まわりで最後の雪囲いをしているところに出会いました。
枝をまとめて一本棒にくくっています。その枝に冬芽がたくさんついていました。
「縛るとき、芽も少し取れちゃうんだけどね」と係りの方はおっしゃいます。
花の蕾になる冬芽です。でも、こうしておかないと雪解けの時に引っ張られて枝が折れてしまうのです。

実際、去年の豪雪で折れてしまった木はたくさんありました。
ここの桜も手入れはしてあったのかもしれませんが無残な姿の木も多く見かけました。

でも植物のたくましさ、残った枝がちゃんと花を付け、力いっぱい咲いていました。

この桜には物語があります。
「新潟県長岡市山古志支所で 新潟県中越地震(04年10月)で消滅したと考えられていた新種の桜『八重山古志』が、園芸愛好家らの間で栽培されていたことが分かり、復興支援ボランティアの手で約4年ぶりに村に戻る。14日午後、植樹祭があり、旧村全505世帯に苗木が配られる。
八重山古志はオオヤマザクラかヤマザクラの変異とされ、濃いピンク色の花びらが12枚あるのが特徴。」(毎日新聞2008/5月)
とのこと。
今年も雪の試練に耐えて、また明るい春を告げて欲しいと思います。 N