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土砂災害防災のフィールド
ネットワークで繋がろう、広げよう

~言葉はわかりやすく、つくる輪は親しみやすく~

一般の方々に、土砂災害とその対策について理解していただくこと、またその理解を通じて防災意識を醸成・維持していただくことは、簡単なことではありません。私たちが砂防の広報に携わって30年以上、これまでに培った経験と知識を多面的に活かし、様々な活動の支援や資機材の提供を行います。

砂防フィールド
コミュニティ

スタッフの取材記録などを交えつつ、土砂災害を克服してきた各地の活動紹介や情報提供を行っております。
この場を通じて新しい発見や様々な交流が生まれることができれば幸いです。

「雑記帳 」

中川七曲の護岸改修工事

私の住まいは、埼玉県羽生市西部を水源とする中川の東京は葛飾区内の堤防のすぐ脇にある。
因みにこの辺は、新中川と分岐する高砂橋付近から荒川と合流する僅か5Kmほどの間に、
数カ所にわたってヘアピンカーブに近い旧カーブを描いている中川七曲と呼ばれており、
昔から水害に悩まされ続けて来た歴史を持っていた。

そんな中川も大正4年に着工された護岸工事と幾度かの改修工事を経て水害の憂いは払拭され、
現在は10年以上前から進められて来た堤防下のテラス化工事もその半分程が完成しようとしている。

その工事区間においては、巨大な杭打ち機を装備した杭打船が護岸沿いに数隻並んで停泊し、
川の中程には様々な種類の工事船舶が行き交い、
水運が盛んだったであろう昭和初期までの頃の様な活気に満ち溢れている。

そして、日の入りが早くなった今の季節には、スカイツリーを遠くに望みながら、
少しばかりではあるが、それなりに趣のある夜景を提供してくれている。